【プロおすすめ】オープニングムービーのコメントの考え方と例文をご紹介

結婚式や披露宴で上映するオープニングムービーを自作だったり業者で依頼をかける方も多いかと思います。

その際に悩みどころなのが、コメントは何を出せば良いんだろうという点。

今日は、コメントを考える際のポイントを始め、実際のおすすめ例文なども合わせてご紹介していきますので、どうぞ参考にしていただければと思います。

オープニングムービーのコメントの考え方

オープニングムービーでのコメントを考える際に、まず一番大切なのは二人がどういった意味合いのオープニングムービーにしたいのかというテーマを決めることです。

これはオープニングムービーのデザインや構成を決める際にも関わってきますが、まずここが決まっていないと、ただ漠然とコメントを考えると言ってもなかなか大変なものです。

「ゲストに感謝を伝えたい!」「盛り上がって欲しい!楽しんでいってほしい!」「二人のことを知ってもらった上で迎えてほしい」など、カップルによってテーマも様々。

どんな会場のもとでムービーを流すのか。(広さ・人数・雰囲気)

どのなメンバーが出席しているのか。

どんな風な演出にしたら喜んでくれそうなのか。

どんな演出やコメントだったら楽しんでくれそうなのか。

このようなことをイメージして考えると、自ずとどんなオープニング演出にしたいかでテーマが決まっていけそうですね!

Case1.ゲストに感謝を伝えたい場合

「ゲストに感謝を伝えたい」結婚式ムービーを作成される方で一番スタンダードなテーマがこれに当たるかと思います。

昨今では結婚式全体のテーマとしてもこの「ゲストや両親に感謝を伝えたい」ということを念頭に演出などを考えて行く方が多くいらっしゃいますので、一番おすすめのパターンですね。

もちろん二人の写真でおもてなしするのも良いですし、ゲストと一緒に撮った写真を使ってサプライズを演出するなどの工夫もおすすめです。

またこのコンセプトテーマのもと弊社で取り扱っている商品も数多く、販売数から言っても人気であるのでその点からもおすすめのテーマになります。

日本語コメント例

■冒頭挨拶シーン

①本日は私達の為にご出席頂きまして本当にありがとうございます

②本日はご多用の中お越しいただきまして誠にありがとうございます

③本日は私達の為にお集まりいただきま誠に本当にありがとうございます

④本日はお集まりいただきありがとうございます

⑤コロナ禍の中 私達の結婚式に足を運んでいただき誠にありがとうございます

■中盤シーン

①皆様に見守られながら今日二人はこうして夫婦となることができました

②これも皆様の支えのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです

③人生の門出の日を共に過ごすことができて本当に幸せです

④ささやかながらのおもてなしですが楽しんでいただけるように準備してきました

⑤皆様のおかげでここまで来ることができました

⑥大好きな皆様と共に今日という日を迎えられたこと大変嬉しく思います

■締めのシーン

①本日はごゆっくりお楽しみください

②今日はとびっきり楽しんでいってくださいね!

③本日はごゆっくりおくつろぎください

④温かな気持ちでお出迎えください

⑤こんな私達ですがこれからもよろしくお願いします

⑥食べて飲んで最高の1日を楽しみましょう!

参考ムービー紹介

■Case1.「オープニングムービー/モダン」

(ムービー構成)
「新郎新婦の挨拶→プロフィール紹介→写真と共にゲストへのメッセージを届ける」
といったスタンダードな構成。写真メインなので、ロケーション撮影や前撮り撮影をメインにオープニングムービーを作成されたい方に人気です。

■Case2.「オープニングムービー/BEGIN(color)」

(ムービー構成)
ムービー序盤でしっかりとゲストへの挨拶を行うスタンダードなスタイルのムービー。
優しい色合いだけど特徴もあるカラフルな雰囲気が気持ちを盛り上げてくれます。

■Case3.「オープニングムービー/グロー」

(ムービー構成)
二人の自己紹介とゲストに向けての感謝をメインにコメントしたムービーです。
ゆっくりした展開だからこそしっかりと言葉を伝えることができる構成が人気。

Case2.盛り上がって欲しい!楽しんでいってほしい!場合

ポイントは「いつも通りのフランクな言葉遣い」です。

敢えていつも通りの言葉遣いでゲストに語りかけることで「緊張はなし!」「今日は楽しんでいってね!」という二人の気持ちが伝わるオープニングムービーにしてくれます。

コロナ禍なのではしゃぎすぎもはちょっと…という場合は、「会話の際はマスクをお忘れなく」など少し日常的な内容も入れてあげると良いかもしれませんね!

コメント例

■冒頭挨拶シーン

①私達のパーティーへようこそ

②私たちの結婚式にようこそ

③本日はお越しいただきありがとうございます

④皆様にお会いできて本当に嬉しいです

⑤2年越しようやく皆様に会える日がやってまいりました

■中盤シーン

①食べて飲んで一緒に思い出を作り上げましょう!

②本日はのんびりくつろいでいってくださいね!

③ゲスト全員との写真撮影会も予定しております

④写真はバンバン撮っちゃってください!

⑤携帯電話はマナーモードにしましょうね!

⑥席の移動も自由です! とことん楽しんでいってくださいね!

■締めのシーン

①いよいよ登場です

②楽しいパーティの幕開けです!

③緊張しているので大きな拍手で迎えてください!笑

④みなさんカメラの準備はいいですか?

⑤最高の一日にしましょう!

参考ムービー紹介

■Case1.「オープニングムービー/グラフィティ(生い立ちなし)」

(ムービー構成)
前半では新郎新婦の紹介と近況報告を、後半ではゲストに向けたメッセージで感謝を伝える内容になっています。
ノリノリなBGMとテンポのいい展開にゲストも楽しい気持ちに♪

■Case2.「オープニングムービー/ロードショー」

(ムービー構成)
新郎新婦のお二人をハリウッド映画の俳優に見立てたオープニングムービー。
ゲストから想像もつかない構成と内容で驚きと感動を与えます。

■Case3.「オープニングムービー/開演前のお願い」

(ムービー構成)
スペシャルゲストとお二人を紹介する構成。なんと言ってもその前の「じゃんじゃん飲んでいってください」などの盛り上げ演出がゲストから好評。
結婚式を1日を通して楽しい思い出に仕立ててくれるオープニングムービーです。

■Case4.「オープニングムービー/パイレーツ」

(ムービー構成)
あの大人気海賊シリーズをオープニングムービー化したパロディームービー。
デザインや映像のクオリティはもちろん、「ジャックのコスプレをした新郎がコメント」などおもしろアレンジもOK。他にはない楽しい演出で会場を盛り上げます。

Case3.二人のことを知ってもらった上で迎えてほしい場合

コロナ禍ということもあり、少人数での披露宴や食事会を余儀なくされる場合もあると思います。

久しぶりに顔を合わせた親戚や友人でも、話のきっかけを作れるように、そして1日を楽しんでもらえるように、登場前にお互いの情報を伝えておくことは、二人にとって重要なおもてなしの1つだと思います。

ポイントは、二人の事になぞらえた内容のコメントにすることです。

「最近の二人のブームやどんなことをして過ごしているか」などの近況報告や、今日に向けての意気込みやゲストに向けてのメッセージなど、より二人のことが知ってもらえるような内容にすると良いでしょう。

※プロフィールムービーを上映しない方は、生い立ちの紹介も兼ねてオープニングムービーを上映するのもおすすめ

コメント例

■冒頭挨拶シーン

①本日は私達の為に足を運んでいただきまして本当にありがとうございます

②本日はご多用の中お越しいただきまして誠にありがとうございます

③本日は私達の為にお集まりいただき本当にありがとうございます

④本日はお越しいただきありがとうございます

■中盤シーン

①最近のマイブームは〇〇です

②仕事は〇〇です 昨日も終電ギリギリまで頑張りました

③二人で楽しく準備を進めてきました!

④披露宴が始まるのが待ち遠しいです

⑤緊張しいなので心臓がバクバクしてます

■締めのシーン

①本日はごゆっくりお楽しみください

②今日はとびっきり楽しんでいってくださいね!

③本日はごゆっくりおくつろぎください

④温かな気持ちでお出迎えください

⑤こんな私達ですがこれからもよろしくお願いします

参考ムービー紹介

■Case1.「オープニングムービー/BEGIN(color)」

(ムービー構成)
二人からの挨拶を始め、プロフィールや馴れ初めなど様々なメッセージを紹介。
ゲストの気持ちを明るくする華やかかつ色鮮やかなオープニングムービーです。

■Case2.「オープニングムービー/BEGIN(シック)」

(ムービー構成)
二人からの挨拶を始め、プロフィールや馴れ初めなど様々なメッセージを紹介。
上質な大人ウェッディングがコンセプトのお二人におすすめです。

■Case3.「オープニングムービー/ミニョン」

(ムービー構成)
二人からのメッセージシーンにしっかりと時間を割いたタイプの商品。
時にはコメントのみ時には写真を見せながらと、しっかりと二人からのメッセージが楽しく伝わるような工夫を施しました。

おまけ:英文メッセージの例文

おまけとして、英文メッセージを少しご紹介したいと思います。

スタートシーンやパートの切れ目など、ポイントポイントで英文メッセージを入れるとおしゃれな雰囲気に感じてもらえます。

メッセージとして読んでほしい場合には、わかりやすい単語で構成することで、英語が苦手な方にも伝わりやすい内容になるので、そのあたりを気をつけて選ぶようにしましょう。
(デサインの一部として表示する場合には、あまり気にする必要はないでしょう)

1.Welcome to our wedding reception!
私たちの結婚披露宴へようこそ!

2.Thank you for your coming today!
本日はお越しいただきありがとうございます!

3.Have a wonderful time!
素敵な時間をお過ごしください!

4.Enjoy our wedding party!
パーティーをお楽しみください!

5.let’s get excited!
盛り上がっていきましょう!

6.It’s time to enter
いよいよ入場です

コメントを考える際の注意点

文字数はコメントの表示時間を考えよう

オープニングムービーに問わず、結婚式ムービーを作る際、1シーンが表示できる時間は大体8秒前後が基本です。

この中でしっかりと見て読んでもらえるコメント数は、日本語の場合は、20~25文字程度がおすすめ。英文の場合は、20文字程度がおすすめです。

もちろん表示の仕方にもよりますが、総じて文字数が多くなるとゲストによっては読みきれないなんてことにもなりかねないので、なるべくコメントやメッセージは端的にわかりやすくを念頭に考えていくといいでしょう。

文字数に縛られてうまくコメントが浮かばないという場合は、一度仮で入れてみて最後にムービーを通しで流してみて、コメントが読み切れるかどうか確かめてみるという方法もいいですよ。

英語のコメントには日本語も添えるとGOOD!

英語のコメントだけだとゲストの方の年代や職種によっては、メッセージが伝わらないこともあります。

新郎新婦のご両親や祖父母、英語が苦手な方がいるかもしれないので、全員に伝えたいメッセージは日本語を使ったり、英語と日本語を合わせることでより見やすいムービーになります。

ピリオドやフランクな言葉には気をつけよう

句読点やスラング文字を使うのは、結婚式のマナーとして避けられる傾向にあります。
(句読点は終わりを意味し、縁起が悪いとされている。スラングは伝わりづらいし、)

家族だけの結婚式や仲の良い仲間内だけの結婚式などの場合は、問題ないかと思いますが、年の離れた上司だったり、マナーに詳しい方がいる場合は、少し注意して言葉選びをしていきましょう。

スペルミスには要注意!

日本語だけに関わらず、英文を打つ際にはスペルミスに要注意です。

自分では正しく打ったつもりが誤表記になっているなんてことも。ゲスト名を出す場合は、特に注意。失礼の無いよう、何度も見直して間違いがないかチェックをするようにしましょう

最後に

いかがでしたでしょうか。

どういったもののムービーにするのかのテーマやコンセプト次第で、コメントも様々であることがご理解頂けたでしょうか。

また、このテーマに合わせた演出のムービーデザインを選ぶことで、より二人のメッセージが伝わるオープニングムービーにすることができるかと思います。

そのためにも、まずはなぜオープニングムービーを上映するのか?という一番基本の部分を大切にコメント文を考えていただければと思います。

ちなみに私達プリンセスネットでは、下記のような様々なオープニングムービーを販売中。
「自分で作ろうと思ったけどなかなかうまくいかない」「作ろうと思ったけど時間が全然足りない」「頑張って作ったけど、クオリティに自身がなく実際の上映する自信がない」など様々なお悩みのお客様からも制作のご依頼を頂いております。

オープニングムービーの種類は約20種類。見た目のデザインだけでなく、テーマから選べたり、また制作前や途中でのお悩みにも親身に相談させていただいております。

少しでも大変だなぁなんて思った時にはぜひ弊社プリンセスネットをご利用してください。
結婚式は待ってくれません。時間を最大限有効活用して、全員が満足行く結婚式を一緒に作り上げましょう!

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by プリンセスネット編集部
自分たちの結婚式、自分たちからのメッセージムービーなんだから、自分たちらしい言葉で作ればそれが一番。入場時の演出なんだから少しくらい羽目を外すくらいでも大丈夫。ゲストのみなさん広い心で受け止めてくれますよ!笑顔で楽しく登場できるよう自分たちらしさ全開で作ってきましょう!!
Author Profile
飯田耕一郎 取締役

10年前より所属。映像制作に係わる企画・運営など幅広く携わっている。映像制作を通して一人でもたくさんの方々と感動を共有できるメディア作りを目指して奮闘中。これまで執筆したコラムは100件以上。より多くの方々に役に立ったと実感してもらえるような有益な情報を配信している。