【お役立ちガイド】結納について
いまどきの結納&食事会って?
最近は、仲人がお互いの家を行き来して結納品を取り交わすといった正式結納を行う人はごくわずかで、両家が一同に会して行う形式をとるケースが多いようです。また、結納というと何だか堅苦しい気がするということで、結納品を取り交わす儀式を省いてしまい、両家の顔合わせを兼ねた食事会というスタイルをとる人も増えています。
結納は、両家を結びつける大切なものです。
二人だけで決めてしまうとトラブルの元なので、両家の親とよく相談して決めてください。 地域の風習などもあるので、じっくり時間をとって両家の希望を調整し、お互いにとってベストな方法を探し出しましょう。
結納のやりかた
結納を行う | ||
本格的結納 |
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略式結納 |
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結納パック |
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結納を行わない | ||
顔合わせ・食事会 |
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結納も食事会もしない |
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■婚約指輪の用意も忘れずに!
結納や顔合せ、お食事会では、婚約記念品の交換をおこなう場合もあるので、まだの人は当日までに購入しておきましょ。サイズのお直しなどで実際受け取れるのは、1・2週間ほど時間がかかるケースもあるので、早めに用意しておきましょう。
結納に関する素朴な疑問
- Q.結納時に着物を着ようと思うけど、小紋でも大丈夫?
- A.小紋は結納時に着る着物としてはふさわしくありません。避けたいのは、小紋の他、ウールの着物、かすり、つむぎも不可。やはり、結納という正式は場では、訪問着か振り袖がもっともふさわしいでしょう。
- Q.半年後に弟が結婚するのですが、結納品を再利用してもいい?
- A.答えは、ずばりNOです!結納品の献上台に置かれた包み紙が白いのは、その人のためにお包みしましたという意味が込められています。つまり、結納は、一度きりという意味なので、再利用することは、相手に対して失礼にあたります。
- Q.結納に伺うのは何時くらいがいいのですか?
- A.午前中に結納式を行い、祝膳を昼食にというのが一般的。
ただし、両家の都合で、午後からでもOKです。
もし、お日柄が先勝の場合、午前中が縁起がよく、午後は悪いので注意しましょう。 - Q.出身地が違うふたり、どちらに合わせるべき?
- A.出身地が異なる場合、結納のやり方も違ってきます。
金品を贈る男性側にあわせるという人も多いようですが、格式にこだわる方にあわせるのが無難だと思われます。両家が納得する形が一番良いので、お互いによく話し合いましょう。 - Q.結納の仲人と結婚式の仲人は同じでなきゃだめ?
- A.結納式で仲人を頼んだ場合、そのまま結婚式の媒酌人をお願いするケースが多いようです。
しかし、必ずしも同じ人でなくてはならないわけではありません。結納式の仲人は親戚に頼み、結婚式では、上司にお願いするということも可能です。 - Q.使い終わった結納品はどうやって処理するの?
- A.挙式が済んだら、するめ、昆布など食べられるものは食べ、台や飾りなどは箱に収めてしまっておきます。
これを結婚記念日ごとに出して飾り、当時を思い出すのも方法ですが、処分する場合は、神社などにお願いして焼却してもらいましょう。 - Q.食事会では婚約記念品をいつ渡せばいいの?
- A.挨拶や家族の紹介などは、料理がでて会話が途切れる前にすませておきましょう。
同時に婚約記念品を用意している場合も、ここで交換をしましょう。 - Q.食事会の費用はどちらが払うの?
- A.ケースバイケースで、例えば、男性側が遠方からの出席した場合や女性の家に来て結納する代わりに別の場所で食事をという意味が強い場合は女性側が負担を。予め、両家で調整を行っておきましょう。