大切な友人の結婚式で「余興ムービー」を依頼されたとき、うれしい気持ちと同時に「どのようなものを作れば、二人に喜んでもらえるんだろう?」と悩んでしまいますよね。余興ムービーは、新郎新婦へのお祝いの気持ちを形にして届けられるプレゼントです。心のこもったムービーは、会場を温かい祝福の空気で満たし、新郎新婦にとって一生忘れられない思い出になるでしょう。
本記事では、結婚式の余興ムービーで使える面白いアイデアを10個厳選して紹介します。ぜひ参考にして、すてきなムービーを制作してください。
会場が盛り上がる! 結婚式の余興ムービーアイデア10選
まずは、どのようなムービーを作るか、方向性を決めるためのアイデアを10個紹介します。定番からユニークなものまで、多彩なアイデアを集めました。それぞれのポイントや、どのようなカップルにおすすめかを解説しますので、新郎新婦の顔を思い浮かべながらチェックしてみてください。
【定番&感動】メッセージリレー
友人たちがスケッチブックリレー形式で、お祝いのメッセージをつないでいく定番のアイデアです。遠方に住んでいる友人や、式に参列できない人にも参加してもらいやすい点が魅力といえるでしょう。撮影した動画をつなぎ合わせ、BGMを乗せるだけでクオリティーの高いムービーが完成します。ムービーの上映後、使用したスケッチブックを新郎新婦にプレゼントするサプライズ演出もおすすめです。
【爆笑必至】テレビ番組・CMのパロディ
新郎新婦のなれ初めや人柄を、有名なテレビ番組やCMのパロディで紹介するアイデアです。「情熱大陸」のようなドキュメンタリー番組風にすれば感動的に、「アメトーーク!」のようなバラエティ番組風にすれば、会場が笑いに包まれます。本物に似せたテロップやナレーション、BGMなどを加えるとクオリティーが上がり、会場の一体感も生まれやすくなるでしょう。
【一体感UP】ダンス・「踊ってみた」系
流行りの楽曲や、新郎新婦の思い出の曲に合わせて友人たちがダンスを披露するムービーです。「踊ってみた」系のムービーは、ダンスのスキルよりも、参加者全員が楽しんで踊っている姿が重要です。表情や雰囲気から、お祝いの気持ちが伝わるでしょう。新郎新婦の職場や思い出の場所など、いろいろな場所で撮影したダンスをつなぎ合わせる編集も人気があります。
【ゲスト参加型】新郎新婦クイズ
新郎新婦に関するクイズをムービー内で出題し、ゲストに答えてもらう参加型のアイデアです。「新婦の得意料理は?」「新郎が新婦を好きになったきっかけは?」など、二人に関する問題をいくつか用意します。正解はムービー内で新郎新婦本人から発表してもらう形にすると、スクリーンと会場が連動して盛り上がるでしょう。景品を用意しておくと、さらに楽しんでもらえます。
【おしゃれで可愛い】ストップモーション・コマ撮りアニメ
写真やイラストを少しずつ動かしながら撮影し、つなぎ合わせてアニメーションのように見せる手法です。二人のなれ初めやプロポーズの様子を、人形や粘土などを使って可愛く表現します。制作に手間と時間はかかりますが、他にはないオリジナリティと温かみのある映像に仕上がります。手作り感あふれるムービーは、新郎新婦やゲストの心を温かくするでしょう。
【懐かしさ満点】思い出の場所を巡るドキュメンタリー
二人が出会った学校や初デートの場所、プロポーズされた場所など、思い出の地を友人が訪ねるドキュメンタリー風のムービーです。その場所での思い出エピソードを紹介したり、当時の様子を再現したりします。新郎新婦のこれまでの歩みをゲスト全員で共有でき、会場が感動的な雰囲気に包まれます。二人の歴史を深く知ってもらうきっかけにもなるでしょう。
【ユニーク】新郎(新婦)のトリセツムービー
新郎(新婦)の「取扱説明書」を、パートナーや友人たちが面白おかしく紹介するムービーです。「彼の操縦方法」「彼女の定期メンテナンス」といった項目で、愛情あふれる的確な「イジり」を交えながら解説します。新郎新婦の人柄がゲストによく伝わり、会場が笑いに包まれるでしょう。新郎新婦、両方のトリセツを作成して上映するのもおすすめです。
【愛が伝わる】インタビュー「〇〇さんの好きなところは?」
友人や家族、職場の同僚などに「新郎(新婦)の好きなところは?」「直してほしいところは?」といった質問を投げかけ、インタビュー形式で回答してもらうムービーです。シンプルですが、それぞれの関係性から生まれる愛情のこもったメッセージやユニークな回答に、会場は感動と笑いに包まれるでしょう。飾らない言葉が、新郎新婦の心に深く響くはずです。
【本格的】出会いを描く再現ドラマ
新郎新婦の出会いや告白、プロポーズといった大切な瞬間を、友人たちが役者となって演じるムービーです。友人たちが真剣に、そして少し大げさに演じれば演じるほど、会場の笑いを誘います。新郎新婦本人に、声だけ出演してもらうなどのサプライズも面白いでしょう。本格的なドラマ仕立てにすることで、見ごたえのある映像になります。
【サプライズ】恩師や遠方の友人からのメッセージ
新郎新婦が「まさかこの人から!」と驚くような、サプライズゲストに登場してもらうアイデアです。結婚式に招待できなかった恩師や、海外に住んでいる友人などからのビデオメッセージは、新郎新婦にとても喜ばれるはず。事前に新郎新婦の両親に協力してもらい、子どもの頃の写真や映像を提供してもらうのも良いでしょう。予期せぬ登場に、会場が感動に包まれます。
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初心者でもできる! 余興ムービー成功のための作り方3ステップ
アイデアが決まったら、いよいよ制作スタートです。映像制作が初めての人でも、これから紹介する3つのステップに沿って進めれば、クオリティーの高いムービーをスムーズに作れます。仲間と協力しながら、楽しみながら進めていきましょう。
【STEP1】企画・構成:ムービーの設計図を作ろう
初めに、ムービーの「設計図」となる企画と構成を固めます。どのアイデアで制作するか、メンバーで話し合って方向性を決めましょう。全体の流れが分かるように、簡単な絵コンテや台本を作成するのがおすすめです。この段階で、監督や撮影、編集、出演依頼といった役割分担を明確にしておくと、その後の作業がスムーズに進みます。
【STEP2】撮影:クオリティーを上げるひと工夫
スマートフォンで撮影する場合でも、少しの工夫でクオリティーは格段に上がります。撮影する際は、スマートフォンを「横向き」に構えましょう。手ブレを防ぐために、三脚で固定するのがおすすめです。また音声をクリアに録ることも重要です。騒がしい場所を避け、静かな環境で撮影するか、100円ショップなどでも購入できるスマートフォン用の外付けマイクを使いましょう。
【STEP3】編集:面白さと感動を倍増させる
撮影した動画をつなぎ合わせ、1本のムービーに仕上げる編集作業です。近年は、無料のスマートフォンアプリでも、プロ並みの編集ができるものがたくさんあります。
ムービーの雰囲気を決定付けるBGMは、新郎新婦の好きな曲や思い出の曲、伝えたい雰囲気に合わせて慎重に選びましょう。著作権フリーの音源サイトを利用するのも一つの手です。面白いテロップや効果音を効果的に入れると、見ていて飽きない映像になります。
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余興ムービー成功のための3つの鉄則
最後に、制作したムービーで会場にいる全員を笑顔にするための「3つの鉄則」を解説します。このポイントを押さえることで、ムービーがよりすてきなものになるでしょう。
上映時間は「3〜5分」に収める
余興ムービーにおすすめの上映時間は「3〜5分」です。これは、ゲストが飽きずに集中して楽しめる長さであり、披露宴全体の進行を妨げない時間とされています。伝えたいことがたくさんあっても、長くなり過ぎないように編集でテンポを良くする工夫をしましょう。短い時間で、中身の濃いムービーを目指すのが成功の秘訣です。
内輪ウケや誰かを傷つけるネタはNG
結婚式には、新郎新婦の親族や上司、恩師など、さまざまな年代や立場の方が列席しています。友人同士でしか分からないような内輪ウケのネタや、誰かをからかったり傷つけたりするような内容は避けましょう。新郎新婦やゲスト、誰もが笑顔になれるような、温かい祝福の気持ちが伝わる内容を心掛けてください。
式場での「上映テスト」をお願いする
ムービーが完成したら、結婚式本番の前に、式場でテスト上映をしてください。式場の再生機材との相性によっては「音声が出ない」「映像が映らない」といったトラブルが起こる可能性があります。当日にそのような事態を防ぐため、事前に担当のウェディングプランナーさんに相談し、テストの機会を設けてもらいましょう。
まとめ
結婚式の余興ムービーは、新郎新婦への「おめでとう」という気持ちを形にして贈る、すてきなプレゼントです。この記事で紹介したアイデアや作り方を参考に、ぜひ仲間と協力しながら制作そのものを楽しんでください。
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