地元感たっぷりの結婚式をしたらこんなに楽しい思い出になりました!(長崎編)

結婚式でオリジナリティを出す1つの手段として、最近では地元感をテーマにされる方も少しずつ増えてきていると耳にします。二人の地元が一緒だからこそできる地元婚。地元が大好きな皆様とだからこそわかり会える演出の数々がより二人の結婚式を思い出深いものへと変えてくれます。

今日は私達プリンセスネットのお膝元長崎の結婚式を例に、地元感を出すための工夫を「会場」「装飾」「演出」「料理」の4つのテーマからお伝えしたいと思います。

地元感たっぷりな結婚式会場

1.観光地としても有名な「グラバー園」

長崎旅行で最も有名な所の1つであるグラバー園。

19世紀後半に建設されたオランダ風の洋館や庭園が特徴的で、長崎旅行で行ってみたい目的地の1つとしても挙げられる有名な観光スポットです。

観光スポットとしては有名ですが、案外結婚式を挙げられるということは知られていない所も。

ホテルニュー長崎、セトレグラバーズハウス長崎、オリジナルウェディングのBSウェディングさんなどいつくかの結婚式場とも提携しており、屋外プランの1つとして組まれていたり、実際にやろうとした場合のハードルもそこまで高くないのが嬉しい。

長崎の中心街にあるので、交通の便も良く、近隣からゲストを呼ぶ場合も、特別な場所での結婚式ということで喜んでくれるでしょう。

画像引用元:ビーエスウェディング/歴史ある大浦天主堂での家族挙式 https://bswedding-kazoku.com/bs%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3/glover-garden/

画像引用元:ホテルニュー長崎(挙式スタイル)より https://www.newnaga.com/wedding/ceremony/glover.html

2.愛する長崎の街の象徴「大浦天主堂」

19世紀のキリスト教禁制時代である江戸時代末期の1864年に建てられた「大浦天主堂」。

爆心地からも近く、キリスト教が多い長崎県を象徴する建物の1つとしても有名です。

歴史感あるチャペルと美しいステンドグラスが、長崎ならではの結婚式の良さを感じさせてくれます。

大浦天主堂の外観

大浦天主堂のステンドグラス。大きくて美しいです。

3.坂本龍馬も愛した「料亭花月」

明治維新でも有名な坂本龍馬や勝海舟が愛した「料亭花月 竜の間」。

今でも刀傷を見ることができる歴史的価値も高い場所としても有名です。

その歴史的価値も高い会場で結婚式を挙げられるのがこの「料亭花月」。

和装での挙式はもちろんのこと、披露宴を行える大きな会場もあるので、美味しい卓袱料理を食べながらゲストと楽しい1日を過ごすことができる会場です。

※卓袱料理とは
中国料理や西欧料理のいいとこ取りをしたような長崎ならではの料理。
長崎の宴会などでは有名で、長崎の結婚式がコンセプトならぜひ取り入れたいものの1つです。

画像引用元:料亭花月/ご婚礼・宴会より
https://www.ryoutei-kagetsu.co.jp/bridal/

4.長崎を支えるみんな大好き「路面電車」

大正4年。当時はまだ人力車が走っていた時代から交通の要として走り続けている長崎を代表する乗り物「路面電車」。

料金も安く1回100円程度で乗れるため、学校や会社に通ったり、デートの移動手段になったりなど、地元民の足としても定番かつ愛されている乗り物の1つです。

また、最新の車両から50年以上前に作られた古い車体まで様々なデザインの物が走っているので、世代を問わずそれぞれの思い出に深く残っている乗り物でもあります。

鉄道好きな方や観光客にも人気の乗り物のため、双方にとっても一生忘れない思い出の結婚式になることでしょう。

画像引用元:鉄道マニアが結婚したらこうなった より https://dailyportalz.jp/kiji/121207158656

地元感が伝わる結婚式の演出

1.長崎の祭りをイメージさせる「ランタン」「蛇踊り」

長崎といえばランタンフェスティバルや長崎くんちの蛇踊りをイメージする人も多いハズ。

天井やテーブルにランタン並べて明かりを取ってみたり、余興の一環として蛇踊りを一つ取り入れてみることで地元感がぐっと高まり、ゲストのみなさんも盛り上がってくれることでしょう。

地域特有のお祭りをイメージした演出やそれにちなんだ服装などで登場するのも面白いかもしれませんね!

長崎ランタンフェスティバルにて、たくさんのランタンが飾られているシーン

ランタンの中には色鮮やかな種類もあるので、テーブル毎に色を変えて飾るのもおすすめ

結婚式の余興演出として蛇踊りを披露しているシーン

画像引用元:長崎のサンプリエールで結婚式&余興「蛇踊り」より
https://miims.jp/wedding/st-priere/

演出だけでなく、お祭りをイメージした衣装などでの登場も盛り上がって楽しいですよね!

2.会場までゲストと移動。同じ時間を共有できる「人力車」

グラバー園など観光スポットでもよく見かける人力車。

自宅から挙式会場までなど人力車でゲストと一緒に移動することで、話もたくさんできるし、思い出深い写真もたくさん撮れる楽しい結婚式にすることができます。

ゲストとともに挙式会場に移動する人力車に載った新郎新婦

画像引用元:ゼクシィ What a wonderful wedding より
https://zexy.net/contents/wedding/wonderful/0113/

地元感が伝わる結婚式の装飾

1.長崎を代表する花「紫陽花」「水仙」「つばき」

長崎を代表するお花と言えば、「紫陽花(あじさい)」「水仙(すいせん)」「つばき」が挙げられるでしょう。

グラバー園や眼鏡橋もある中島川近辺でもよく見かける梅雨の時期の風物詩である「あじさい」。

長崎市の野母崎にある水仙の丘では、1,000万球の水仙を見ることができる人気スポットでもあります。(デートでも定番)

つばきは長崎でも特に五島列島を代表するお花。
花から取れるツバキ油は、美容や健康に良いと全国的にも有名なお花です。

これらのお花を、テーブル装花・ブーケ・リングピローの飾りなどで使うと長崎らしさをグッと感じられる結婚式になるでしょう。

あじさいをテーブル装花に使用した例

ブーケの一部にあじさいを使用した例

水仙の花のブーケ

椿の花で作られたブーケ

リングピローの台座にあじさいを敷き詰めた装飾演出。

2.歴史と文化の街長崎が感じられる「ステンドグラス」

国宝かつ世界文化遺産にも登録された歴史ある大浦天主堂でも使われているステンドグラス。

1945年に透過された長崎原爆の爆風被害にもあったということでも有名で、歴史的にも地元と関係の深い芸術品の一つです。

結婚式場のチャペルでも使用されている所も多いので、この地元の芸術品をウェルカムボードやプチアイテムなどで使えれば、地元感がぐっと増した結婚式となると思います。

画像引用元:ステンドグラス工房 Chitto より
https://chitto.jp/773.html

ステンドグラスの作品をそのまま渡すのは危ないので難しいが、デザインをモチーフにしたプチアイテムとかであれば、オリジナリティも高く喜んでくれるかも!

画像引用元:幸せデリ より
https://shiawasedeli.shopselect.net/items/67018475

地元感が伝わる結婚式の料理

1.地元料理の代表格「ちゃんぽん」「皿うどん」「カステラ」

ご当地ならではの食べ物。長崎なら「ちゃんぽん」「皿うどん」「カステラ」で決まりです。

地元民で嫌いな人はいませんし、県外の人も長崎といえば、ということで喜んで頂いてくれるはずです。

カステラは、名前を入れたり、和三盆を使ったカステラなど最近では様々な種類があります。
(有名メーカーは、福砂屋と文明堂)

引き出物で渡す場合は、できれば有名なメーカーがおすすめ。もらったけどこれどこの?なんて思われたら悲しいですからね。

少なめの1品料理で出すと食べやすくてGOOD!

地元では、太麺派・細麺派のこだわりもある皿うどん

デザートや引き出物にはやっぱりカステラ

◯スタッフの体験談
私の結婚式でも、ぜひ長崎を思い出してほしいということで、手土産に小さなカステラを渡したりしましたよ。

2.ゲストの下を唸らせる絶品の「魚料理」

長崎の海産物といえば、北海道とか北陸富山に負けず劣らず絶品。

漁獲量を見ても全国1位がこんなにもたくさんあります。
しかもどれも全部美味い。

全国1位:くろまぐろ、いさき、さざえ、かたくちいわし、あじ類、ぶり類、たい類、さば類

美味しいお魚料理でゲストをおもてなしできれば、結婚式に対する満足度もグッとアップするに違いありません!

◯スタッフの体験談
私も数年前に地元長崎で結婚式を挙げた際には、ぜひ美味しい魚料理を味わってほしいと、刺身の盛り合わせを出した所、みな美味しいと言ってもらえ満足した思い出があります。

3.料理皿は、地元を代表する焼き物「波佐見焼」で

1590年頃から400年以上続く全国にも有名な波佐見焼。

最近では、価格もリーズナブルでおしゃれなデザインのものも多く出回っているので、自宅の皿としても愛用している方も多いかと思います。(私もそうです)

最近の結婚式では、ナイフとフォークではなく、敢えて箸で食べれるフレンチなどを出してくれる所も多いので、そのような和風料理の場面で使ってみたり、お皿が難しい場合は、箸置きを波佐見焼にしてみるとか、引き出物で波佐見焼の小皿をプレゼントなんていうのも、喜ばれるかと思います。

波佐見焼きの代表的な小皿

窯元さんごとにデザインも特徴的でおしゃれなお皿がたくさんあります

画像引用元:エンニチ より
https://www.ennichi-japan.com/story/hasamimatome/
※画像上部:奥川陶器 エンニチshop
※画像下部:Dan life

地元感を出すとどんな良いことがありますか?

1.二人を深く理解するきっかけ作りになる

二人の地元に関するアイデアを取り入れることは、お互いが育った環境、ゆかりのある場所について改めて知る機会となり、これまで歩んできた人生やルーツなどを改めて深く知るきかっけとなります。また、互いの親戚で話のネタにもし易いので、家族同士親睦を深めるきかっけにもなったりもします。

地元を通して深く理解し合うことが、家族への感謝や夫婦の絆を深めるきかっけにもなってくれることでしょう。

2.老若男女どんな世代にも喜んでもらえる

若い方にはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんにも喜んでもらえるのも特徴。

深く地元のことを知っている、愛している人達であればあるほど、このような演出にも喜んでくれるでしょうし、二人がどれだけ地元が好きなのかを理解してくれると思うので、結婚式を通じてより絆を深めることができることでしょう。

簡単に地元感を出す秘訣は?

正直会場によって、何ができるとかできないとかが様々なので、大きな仕掛けであればあるほどプランナーさんと細かな相談を行う必要が出てくると思います。

なので、一番簡単に地元感を出すものとしたら、プチアイテムのプレゼントに地元らしいものを選ぶというのが一番簡単だと思います。

上記でいうと、引菓子カステラを選んだり、ステンドグラスデザインのお菓子を用意したりといった所です。

たくさんのものを詰め込むとそれだけプランナーさんとの調整に時間がかかるので、その場合は、絶対にこれだけはやりたいというものを1つに絞って相談するとハードルもぐっと下がると思いますよ。

地元感いっぱいの結婚式でゲストとの絆を深めよう

このように地元というテーマを結婚式の1つとして取り入れることは、たくさんのメリットがあります。

住んでいる地域や結婚式会場によって、どれだけ希望が叶えられるかは違ってくるかと思いますが、二人の結婚式が少しでも楽しい思い出となるようアイデアの1つとして地元を取り入れてみてはいかがですか?

きっと何年立っても忘れない最高の思い出をゲストと一緒に作り上げられると思いますよ。

最後に

結婚式制作のプリンセスネットでは、会場が盛り上がる絆が深まるような演出ムービーを多数ご用意しております。

地元の写真や地元の仲間との思い出の写真をたくさん使うことで、二人の育った環境や奇跡を楽しく知ってもらえるきっかけに。

地元婚を盛り上げる演出をお探しの方はぜひ1度プリンセスネットの結婚式ムービーをご覧頂けると幸いです。