結婚式ムービーの表示範囲(セーフティーゾーン)の重要性について

昨今物価上昇に伴い、結婚式で使用するプロフィールムービーなどの結婚式ムービーを自作されている方も多いのではないでしょうか。

今回は、自作で一番気をつけてほしいポイントとして挙げられがちな「画面比率」と同じくらい気をつけていただきたい「セーフティーゾーン」について、その重要性と気をつけるポイントを解説していきたいと思います。

表示範囲(セーフティーゾーン)とは

表示範囲(セーフティーゾーン)とは、スクリーンに映像を映した際に、確実に映る範囲のこと指します。

結婚式ムービーの場合、会場のプロジェクターで映像を流すことが大半だと思いますが、その場合、スマートフォン・テレビ・パソコンで表示されるのとは異なり、映像の外側10~20%が見切れる可能性があります。(プロジェクターの仕様上)

そのため、写真やコメントなど見切れてはいけない部分については、予め中心より80%以内の絶対に観きれない部分に設置してお作りするようにしております。


※表示範囲を可視化したイメージ図(赤:映る範囲、青:見切れる可能性のある範囲)


※セーフティーゾーン80%で配置した場合のイメージ図(80%ギリギリに設置をした場合、コメントが見にくくなる可能性があるため、少し中心よりにコメントを配置しております)

表示範囲を無視した場合

文字を縁ギリギリに配置すると

パソコンやスマホの画面で映っているからと、縁ギリギリに文字を配置すると、会場のスクリーンでは見切れてしまう可能性があります。


※表示範囲に文字が収まっていない場合のイメージ図

文字を表示範囲に収める

文字を少し中央に寄せる(表示範囲に収める)と、会場のスクリーンで見切れてしまうのを防ぐことができます。


※表示範囲に文字が収まっている場合のイメージ図